ついこの間までは暑いなぁと言っていたのにあっという間に晩秋の天気。
風邪も流行ってきているようですが、PCの偽セキュリティソフトの感染が止まりません。
この前持ち込まれたPCは、WindowsをSafeモードで起動しようとすると強制的に再起動するようにされていました。
最近のメーカー製PCは、ハードディスク上にリカバリデータを持っていることもあり、回復コンソールのようなツールがきちんと入ってるので良いのですが、古めのPCでこういうことをやられるとかなり困ったことになってしまいます。

参考にあげた記事にもあるように、ソフトウェアのアップデートをしっかりすることが感染防止のために非常に大事なのですが、次のような理由からほとんどノータッチになっているようです。

  • 家族でPCを共用しており誰がどんなソフトを入れたか知らない
  • パソコン購入時にプリインストールされていた(存在を知らない)
  • 自動更新または有効期限切れの通知がでても無視している

持ち込まれたPCをみても、WindowsUpdateは実行されているもののJavaやAdobe系ソフトウェアは購入時のバージョンのまま、アンチウィルスソフトも期限切れ放置というケースでした。
確認用のツールも後悔されているので、是非一度ご確認ください。
[確認用ツール]
JVN (Japan Vulnerability Notes)
MyJVN バージョンチェッカ

しかしよく考えると、こういう情報セキュリティに関する内容を教わることってあまりないですね。

[参考]
インターネット・セキュリティ・ナレッジ
偽セキュリティソフトに感染してしまうのはなぜ!?脆弱性対策の必要性を知ろう