アップグレード中に問題がでるためにWindowsストアから消えてしまっていたWindows RT 8.1が復活していたので、保有しているSurfaceのアップグレードを行いました。 Windows RT 8.1で何が変わるのかは、Microsoft社のWindows RT 8.1 FAQを見ていただくとして、今回はアップグレードまでの流れを紹介します。

現在は対処されているようですが、以前はSurfaceにWindows RT 8.1をインストールするとWindowsを起動できなくなる問題がありました。症状が発生している方はこちらをご確認ください
ここで紹介するのはWindows RTからWindows RT 8.1へのアップグレードです。評価版Windows RT 8.1をインストールされていた場合はこの手順通りにはアップグレードできません。こちらをどうぞ

1.事前準備

アップグレードを行う前に、次の作業を行っておく必要があります。

ファイルのバックアップ

アップグレードの失敗に備え、重要なファイルをUSBメモリなどに退避しておきます

Windows Updateの実行

WindowsUpdateを実行して、Surface RTを最新の状態に更新します。

2.Windows RT 8.1のインストール(アップグレード)

スクリーンショット (12)

Windws RT 8.1のインストールはWindowsストアから行います。
アップグレードの要件を満たしていると、ストア上にWindws 8.1へのアップグレードをすすめる画面が左端に出てきます。
表示されない場合は参考情報
ストアからWindows RT 8.1へのアップグレードを実行すると、プログラムのダウンロード後、Surfaceが自動的に再起動してアップグレードが開始されます。 私の場合は1時間程度かかりました。途中でバッテリー切れにならないよう、かならず電源につないでおきます。

3.Windows RT 8.1の初期セットアップ

Surfaceの再起動が完了すると、Windows RT 8.1の初期セットアップが開始されます。

初期セットアップでは次の作業を行います。

  • ライセンス条項の確認
  • 簡単設定の使用有無
  • Microsoftアカウントへのサインイン
  • SkyDriveクラウド記憶域
  • 更新プログラムのチェック

これらの作業が終われば晴れてWindows RT 8.1になります。

見た目何も変わっていないように思えますが、アラームやヘルスケアなどいくつかアプリが追加されています。OfficeにはOutlookが追加されています。

スクリーンショット (6)

またデスクトップの壁紙も変わり、懸案だったスタートボタンが復活しています。

ただし喜び勇んで左クリックするとスタート画面に戻るだけ。右クリックするとメニューが表示されますのでご注意を。

スクリーンショット (3)

従前のOSと比べるとアップグレードは簡単になりました。

RTではないWindows 8⇒Windows 8.1も手順は変わりません。