外回りの営業が多く、なかなか情報の共有が難しい。これを1人1台タブレットを持たせることで改善できないか。
このお客様はそう考えて早速5台のiPadを購入して営業と管理社員に持たせましたが、中々上手くいかず、弊社に相談に来られました。
お客様の話を伺うと、次のような運用上の課題が浮かび上がってきました。
- メール以外の情報共有手段が統一されていない
- カタログなどの共通の資料は、PCから各端末へ、利用者が自分で転送する
- 利用者ごとにICTスキルに差があり、かつそれを指導できる人材がない(時間も無い)
そのため、まずは共通のルールの作成、環境の統一、マニュアルの作成といった支援を行い、運用にあたっての課題を解決しました。
今回は情報の共有が目的だったため、組織としてカレンダーなどのリソースを共有できるようクラウドサービスを活用。
AppleConfiguratorを使って、上記クラウドサービスの設定を自動化していきました。
その後支給したiPadは、担当者の変更などがありましたが、上記施策と作成したマニュアルにより、お客様自身で設定の初期化と新しい担当者の割当が行えています。
弊社では、単にシステムを作るだけではなく、活用にあたって必要なルール作りやマニュアル整備などもお手伝いしています。